海外進出支援コンサルタント グローバル戦略立案、販路開拓、営業代行、貿易実務代行で貴社の東南アジア・インド・中国・北米・欧州等への進出を支援。50ヶ国以上をカバー、過去15年間で450件以上の実績。

米国ミシシッピー州政府使節団訪日 レポート

 2018年5月21日~25日、米国ミシシッピー州のフィル・ブライアント知事率いる同州の大手企業使節団が来日致しました。
アメリカ全州の内、日本からの直接投資金額が一番多いのがミシシッピー州であり、その額は約20億ドルといわれています。
弊社は、使節団と国内企業とのB2Bミーティングのアレンジ・同行等をサポートさせて頂きました。

 5月22日にはJETRO(日本貿易振興機構)と同州政府の共催で「Doing Business in Mississippi」セミナーが開催されました。ミシシッピ州は、近年、自動車のみならず物流倉庫、食品加工、航空宇宙、エネルギー、造船などの産業分野でも大型の投資案件が相次いでいる米国南東部に位置します。当日は、州の魅力と政府による支援策についての講演の他、進出日本企業を代表して、トヨタ車体、カルビー及び日産自動車より、同州でビジネスを行う魅力や課題など経験談をお話いただきました。

 また、5月23日には在日米国大使館にてレセプションが行われ、ハガティ駐日米国大使を始めとする各代表の方々からスピーチがありました。その中で、フィル・ブライアント知事は日本からの投資の存在の大きさと、参入されている日本企業に対して感謝の御礼を申し上げました。トヨタのお膝元である愛知県の大村知事からのスピーチもあり、そこではミシシッピー州と愛知県の強い結びつきと、今後の将来性に関するお話しがありました。

 レセプションではミシシッピー州政府使節団の企業と、出席された日本の主要建設会社及び主要自動車部品メーカーの紹介サポートも歓談の時間に行われました。自動車関連企業の出席者の方から、ミシシッピー州は米国全州の中でも賃金の低い州の一つであり、日本企業にとっては大きな魅力的要素であるとの意見を拝聴致しました。今後も継続した投資の可能性が感じられたレセプションでありました。