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インドビジネスセミナー・レポート【2/25京都、26大阪】

 セミナー「インドにおける自社の競争優位性の理解と活用 」が2月に京都と大阪で開催されました。今回のセミナーは、西日本におけるインドの窓口である在大阪・神戸インド総領事館と、海外からインドへの投資を支援する政府機関であるInvest Indiaが主催、JETRO 京都と大阪商工会議所がMaier+Vidornoと共に共催しました。

 セミナーは京都に80名、大阪に70名の計150名の参加者が集まり、特に機械・電子・貿易・卸売の業界からの参加が際立っていました。参加企業の55%以上は未だインドに参入しておらず、情報を探している段階でした。しかしながら、インドで既に事業を行っている企業の割合は、前回開催されたセミナーの参加者と比較して増加していることが分かりました。それと同時に、これらの企業がインド国内で始めた事業において様々な問題に直面していることも判明しました。

 セミナーでは、専門家によるインドとの貿易の概要、ネットワーキングの機会、また、要望に応じて企業との一対一のミーティングが行われました。様々な問題がある中で、インドでビジネスを行う日本企業が直面する最も一般的な課題の1つは、日本企業にとってインドの実際の市場環境を明確にすることでした。このトピックは、JETROの「日系企業の動向や日本企業向け工業団地の紹介」というテーマでプレゼンテーションも行われ、当然のことながら、多くの参加者の皆様がこのトピックに関心を持たれました。また、参加者との交流から、日本企業はインドの市場環境を理解する上でより専門的な情報とガイダンスを求めており、特に、インド国内に既存の日本企業の経験から学ぶことに関心があることが分かりました。

 参加者との一対一のミーティングでは、インドでビジネスを行うことの複雑さが最も議論されている問題であることがわかりました。また、これらの個人的な懸念は、一対一のミーティングで最もよく対処されました。M + Vのインドの専門家は、インドでビジネスを行っている外資系企業の実際のビジネスケースから学ぶことに焦点を当てたワークショップ、またはセミナーをいくつか開催しております。インドでビジネスを確立し、成長させていくためのヒントを得るために是非、ご連絡下さい。

 M + Vのスピーカーは、今回のセミナーでインドでビジネスを行う上での課題に深く切り込んでいきました。クラナ氏は、「正しいインド市場参入戦略は、インド市場への参入を目指す外資系企業の成功の鍵となる」と述べ、パラシャー氏は、「人的資源はどの企業にとっても成功の鍵となる」と述べられました。パラシャー氏のプレゼンテーションはインドでの人的資源の利用可能性と、それを最大限に活用した業績の効率を最大化する方法に焦点を当てていました。

 参加者の多くが直面しているもう一つの大きな課題として、取引と複雑な課税制度がありました。M + Vは、主に日本、ヨーロッパ、そしてアメリカからの数百の外国企業の輸入・輸出、および会計・税務、また、その他の管理上および運営上のサポートを取り扱っています。また、私たちのチームは、外国のシステムを統合してインドで働くことに豊富な経験を持っています。

 M + Vは、インドで事業を行う、またはインドで事業を始めようとしている段階で市場拡大計画における問題に直面している外国企業を支援し、引き続きJETRO、Invest India、そして在大阪・神戸インド総領事館と連携しながら、インドのチャンスを最大限に活用したいと考えている日本企業様に、専門家によるハイクオリティーなアドバイスとサポートを提供致します。