海外進出支援コンサルタント グローバル戦略立案、販路開拓、営業代行、貿易実務代行で貴社の東南アジア・インド・中国・北米・欧州等への進出を支援。50ヶ国以上をカバー、過去18年間で500件以上の実績。

経団連とバージニア州のランチョンセミナー

       Figure 1: Virignia has been ranked #1 six times since the CNBC rankings started in 2007, the most of any state.

 

 弊社が運営するバージニア州経済開発機構(VEDP)日本事務所の日本担当ディレクター政井悟とFDIアドバイザーのミーケラ・マーティンは、2025年11月17日にVEDPの外国直接投資担当副責任者アンチェ・アブショフおよび2つの地域コミュニティとともに、バージニア州経済をリードする主要産業に関連する日本企業との面談を開催しました。今回の訪問では、AI、データセンター、エネルギーソリューションに加え、金属・化学・電子関連の製造業との連携に重点を置いています。

 

 経団連(日本経済団体連合会)主催のランチョンには、複数の日本企業関係者が参加しました。セッションは、経団連の国際経済本部長の森田清隆による開会挨拶で始まりました。経団連は、バージニア州のみならず米国にとっても、日本企業を代表する長年にわたり信頼されてきた重要なパートナーです。そのコアミッションは、日本のビジネスセクターと米国の政策決定コミュニティとの関与を促進し、日本企業が米国経済にもたらす(投資と雇用面での)実質的な貢献を推進することにあります。

 

Figure 2: Ms. Antje Abshoff of VEDP, Ms. Paige Fox of Virignia Beach location to the largest U.S Navy Base, and Ms. Statia Gibson of the City of Richmond, capital of Virginia.

 

 森田氏の挨拶に続き、VEDPのアンチェ・アブショフは、過去12か月間におけるバージニア州での日本企業の投資活動について、日立エナジー、KMEW、住友商事、キヤノンの事例を紹介しました。また、最近のバージニア州知事選挙の結果や、同州初の女性知事となったアビゲイル・スパンバーガー(民主党)の当選も、関心を集めた話題でした。

 

 次期知事スパンバーガーが主導するGrowing Virginia Plan(バージニア成長計画)は、バージニア州の労働力強化、貿易機会の拡大、事業投資の促進に継続的に焦点を当て、ビジネスフレンドリーな環境のさらなる醸成を目指しています。スパンバーガーは2026年1月に就任予定で、VEDP日本事務所は初の知事主導のトレードミッションを主催できることを楽しみにしています。

 

 アブショフはセッションを締めくくるにあたり、バージニア州および米国全体で進められているデータセンター成長に関する主要産業イニシアチブ、バージニア州の再生可能エネルギーソリューション、さらに原子力、核融合、小型モジュール炉に焦点を当てた取り組みについて最新情報を提供しました。

 

 米国市場での事業拡大をバージニア州がどのように支援できるかについては、こちらからお問い合わせください。