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ドイツにおけるパートナー開拓の報告【パートナー開拓支援事例】

 2019年5-6月にエンジニアリングサービス業のクライアントからの依頼でドイツにおけるパートナー開拓を実施しました。当初、候補としていた中小企業からの反応は全滅でしたが、ターゲットを中堅企業にシフトした結果、有望な提携先候補2社が興味を示しました。

 

<サービスの概要>

プロセス 実施内容
事前準備
(2週間)
・クライアントが抽出した候補企業70社のリスト確認
・コンタクト用の資料作成
コンタクト・提携オファー
(4週間)
・候補企業各社への連絡
・候補企業各社への資料送信
・フォローアップ
追加調査・コンタクト
(3週間)
・提携候補先ドイツ企業の調査・抽出
・追加企業へのコンタクト

 

<費用>
 140万円程度

 

<当ケースのポイント>

 クライアントはアジア諸国でパートナー開拓とM&Aで市場開拓をしてきた経験があり、この度のターゲットでも同様のアプローチを採りました。アジアのパートナー企業は中小企業が中心だったことから、ドイツでもそのような視点で候補先を抽出されていました。
 しかし、ドイツの中小企業で且つ国際化が進んでいない会社にとって、日本企業からのオファーは唐突に感じられたようです、70社中でまともに話ができた相手先は3社だけでした。そして、その3社からの反応も否定的なものでした。
 そこで弊社よりもう少しサイズが大きく、且つ国際的に展開している企業にターゲットを変更しようと提言し、15社をリストアップしました。そして、その中の10社にコンタクトして、2社より好意的なレスポンスをもらいました。クライアントは秋にドイツに出張し、これらの企業と打合せを行う予定です。

 

<現地駐在員のサポート>
 当業務は弊社のドイツ駐在員である三浦が担当しました。最初のターゲット70社へのコンタクトは軒並み門前払いで辛い経験だったようですが、最終的には2社の有望な候補先を開拓でき、本人もほっとしています。三浦は4ヶ国語を話し、以前は日本の漫画コンテンツを欧州・トルコ・南米等で営業していた経験があります。欧州主要国での調査、アポ取り、通訳等の業務が可能です。